2014.3.25 ソウル日本大使館前集会 不二越株主総会でのヘイトスピーチに抗議する

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3月25日、ソウル日本大使館前で不二越株主総会でのヘイトスピーチに対する抗議集会を行いました。
株主総会に参加した金明培(キムミョンベ)さんをはじめ、安喜洙(アンヒス)さん、崔姫順(チェヒスン)さん、金啓順(キムゲスン)さん、全玉南(チョンオンナム)さん、李福實(イボクシル)さん、夫とともに裵順禮(ペスンネ)さん、そして李慈順(イジャスン)さんは足が痛くて参加できなかったので、夫の金保俊(キムボジュン)さんの9人が参加されました。金正珠さんの姉で名古屋三菱勤労挺身隊訴訟の原告・金性珠(キムソンジュ)さん、さらに新たに原告以外の元不二越、名古屋三菱の被害者も参加されました。
原告を代表して金明培さん、全玉南さん、金正珠さんが激しく不二越強制連行の差別について発言されました。
「朝鮮も日本と一体、『内鮮一体』と教育されたのに、それは全くのウソだった。不二越では子どもに重労働をさせたばかりか、『半島人』『朝鮮人』と罵倒された」
現在のヘイトスピーチは根が深く、戦前から一貫して継続していることを怒り、強い抗議の意思を示しました。
光州から勤労挺身隊ハルモニとともにする市民の会の新代表となった李國彦(イグゴォン)さんも参加され、激しく不二越を弾劾する発言をされました。
原告をはじめ韓国市民の怒りの強さとマスコミの注目を目の当たりにして、改めて闘いの決意を新たに帰国しました。

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<集会の映像>




同日 韓国での不二越訴訟 第3回裁判

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3月25日午後2時から第3回口頭弁論が行われました。今回特筆すべき点として、不二越は準備書面で原告が訴状の被害者本人かどうか、原告本人が代理人に委任したのかどうかと聞いてきました。前代未聞の暴挙です。日本の裁判ですら事実認定がされているのであり、これまで新日鉄や三菱の韓国における強制連行裁判でも、被告側がこんな点で争おうとしたことはありません。裁判所に対して「裁判を受け付けるな」というのと同じことです。裁判を遅延させるための悪あがきであり、原告を侮辱するに等しいことです。本当に許せません。

今回の原告本人尋問で、安喜洙さん・崔姫順さんは空腹と空襲の恐怖、故郷の両親を思ってとても寂しくつらかったことを涙ながらに訴えました。

一方、不二越の代理人弁護士による反対尋問は、日本人の学徒動員も同じように労働していたのではないかというケチつけでした。不二越のこのような姿勢は、原告と支援者の怒りの火に油を注ぐだけです。原告の怒りは激しく、裁判が終わっても収まりませんでした。

裁判終了後、参加した原告と支援者が集まり、裁判の勝利を確信し断固闘っていく決意を固めました。
次回裁判は5月1日。

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3月28日、富山不二越本社門前で抗議集会を行いました。
不二越は韓国での闘いに慌て、対応不能に陥っていました。
マスコミの取材に対して「係争中につきお答えできません」という対応しかできません。不二越はヘイトスピーチ問題の本質や事態の深刻さを理解できていません。不二越の危機であり、ヘイトスピーチを生み出している安倍政権そのものの危機でもあります。韓国をはじめ国際的世論で不二越・安倍政権を包囲していきましょう。

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声明 不二越株主総会(2月19日)でのヘイトスピーチに抗議する!
第二次不二越強制連行・強制労働訴訟を支援する北陸連絡会

2014年2月19日、不二越第131期定時株主総会で、日本人株主によって韓国人株主に対して大声で「朝鮮に帰りなさいよ!朝鮮に!」という重大な民族差別扇動(ヘイトスピーチ)が行われた。株主総会でのヘイトスピーチは、強制連行被害者である原告への襲撃である。私たちは、この差別暴言を行った株主を弾劾するとともに、この問題について見解を明らかにしない不二越に対しても強く抗議する。

韓国人株主を排除するような日本企業を存在させて良いのか!戦争責任も取らずアジアに進出していることも問題だが、さらに民族差別を容認し、助長させるような企業が世界で企業展開することは許されない!立場を変えて考えてみれば明らかだ。
ソウルの不二越営業所、大成NACHI、不二越の持ち株会社、全ての取り引き企業にこの問題に対する見解を求めたい。韓国政府は韓国人蔑視の不二越に対する見解を明らかにし、抗議していただきたい。


ヘイトスピーチを生み出したのは不二越と日本政府
 不二越は長きにわたり、一貫して被害者らの声を真剣に聞こうとしなかった。原告株主と支援株主は毎年株主総会に参加し、強制連行問題の解決を求めてきた。しかし、「係争中なので答えられない」「強制連行問題は総会とは関係ない」と、一切聞く耳を持たなかった。不二越経営陣はその上、韓国原告株主と支援株主があたかも総会に対する妨害者であるかのように扱ってきた。この民族差別暴言を生み出した責任は、不二越にある。
 
日本政府は過去に首相談話を発表したが、国家謝罪を行わず証拠保全・公開も行わなかった。日本軍「慰安婦」や強制連行被害者の訴えに対して、「日韓条約で解決済み」と戦争責任を居直ってきた。その結果、日本社会において「何度も謝った」「済んだことをいいかげんにしろ」、更には被害者に対し「金目当てのウソつき」などの罵倒が公然と言われるようになった。こうした意識を持つ人々が安倍政権を支持している。現在、日本全国で起きている韓嫌デモやヘイトスピーチの背景には、極右安倍政権の歴史認識と反動政策がある。
 不二越株主総会でヘイトスピーチを行った日本人株主はこのような流れが生んだものであり、深刻な問題だ。

「朝鮮に帰りなさいよ」の行き着く先は侵略と虐殺
 「(原告は)帰れ!」とは、「帰らなければ追い出す」ということである。「在日」や韓国人は同じ人間として認めないと言っているのだ。在特会は、「関東大震災大虐殺をやるぞ」「韓国人をガス室へ」と叫んでいる。ヘイトスピーチは韓国人の生存そのものを否定する暴力行為そのものだ。これを許せば、日本民衆による朝鮮人虐殺の再来になる。
 ナチスも初めは「ユダヤ人はドイツから出て行け」だった。それが最終的には抹殺政策にまで至ったのである。

日本の再侵略を許さない

日本の戦争責任追及の闘いは、民族差別を許さない闘いであり、安倍政権の再侵略を阻止する闘いでもある。
私たちは、原告たちと共に、必ず不二越と日本政府の謝罪と賠償を勝ち取る。そして、韓国・中国をはじめアジア、世界の人々の良識と連帯で、侵略戦争・植民地支配への道を二度と許さないことを誓う。

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(주)후지코시 주주총회에서의
혐오발언을 규탄한다!

2014년 2월 19일, 후지코시(不二越) 제131기 정기 주주총회에서 일본인 주주는 한국인 주주에게 큰 소리로 ‘조선으로 돌아가라! 조선으로!’라며 중대한 민족차별 선동(혐오발언)을 하였다. 주주총회에서의 혐오발언은 강제연행 피해자인 원고에 대한 공격이다. 우리는 이 차별 폭언을 한 주주를 규탄한다. 동시에 이 문제에 대해 견해를 밝히지 않고 있는 후지코시(不二越)에 대해 강력히 항의한다.

한국인 주주를 배제하는 일본 기업을 그대로 두어도 괜찮을 것인가. 전쟁책임도 지지 않고 아시아 각국으로 사업을 확장한 것도 문제인데, 더욱이 민족차별을 용인하고 조장하는 기업이 세계에서 기업 활동을 펼치는 것은 용납할 수 없다.
서울에 있는 후지코시 영업소, 대성NACHI, 후지코시의 지주회사, 후지코시와 거래하는 모든 기업에 이 문제에 대한 견해표명을 요구한다. 한국 정부는 한국인을 멸시하는 후지코시에 대한 견해를 밝히고, 항의해주기를 바란다.

혐오 발언을 만들어낸 것은 후지코시와 일본정부

후지코시는 오랜 세월에 걸쳐 일관되게 피해자들의 목소리를 진지하게 들으려 하지 않았다. 소송의 원고인 한국인 주주와 지원회의 회원주주는 매년 주주총회에 참가하여 강제연행 문제의 해결을 요구해왔다. 그러나 후지코시 측은 ‘소송 중이기 때문에 답할 수 없다’, ‘강제 연행 문제는 주주총회와 상관없다’며 완전히 무시해왔다. 게다가 후지코시의 경영진은 한국인 주주와 재판 지원회의 회원 주주가 마치 총회를 방해하는 것처럼 취급했다. 이번 민족차별 폭언을 만들어 낸 책임은 (주)후지코시에 있다.

과거 식민지 지배와 강제동원 등의 문제에 대해 일본의 수상이 담화를 발표했지만, 국가가 사죄를 하지도 않았고 증거를 보전•공개하지도 않았다. 일본군 ‘위안부’와 강제연행 피해자의 호소에 대해, ‘한일조약으로 해결됐다’며 전쟁책임을 회피해왔다. 그 결과 일본사회에서 ‘몇 번이나 사과했다’, ‘해결되었으니까 적당히 해라’라는 비난이 나오게 되었고, 심지어 피해자가 ‘돈을 노리는 거짓말쟁이’라는 매도가 공공연히 나오게 되었다. 이런 의식을 가진 이들이 현 아베(安倍)정권을 지지하고 있다. 현재 일본 전국에서 일어나고 있는 혐한 시위와 혐오 발언의 배경에는 극우 아베 정권의 역사인식과 반동적인 정책이 있다. 이러한 흐름이 후지코시 주주총회에서 혐오 발언을 한 일본인주주를 낳은 것이다. 문제가 심각하다.

“조선으로 돌아가라! 조선으로!”라는 발언은 이후에 침략과 학살로 이어진다.

“조선으로 돌아가라!”라는 발언은 ‘안 돌아가면 내쫓겠다’는 뜻이다. 재일교포와 한국인을 같은 인간으로 인정하지 않겠다는 것이다. 재특회(在特會, 재일 특권을 허용하지 않는 시민 모임(在日特権を許さない市民の会))는 ‘관동대지진 때처럼 조선인을 대학살하겠다.’, ‘한국인을 가스실에 보내자’라고 부르짖고 있다. 혐오 발언은 한국인의 생명 그 자체를 부정하는 폭력행위인 것이다. 이런 발언을 허용한다면, 일본 민중에 의한 조선인 학살이 또다시 벌어질지 모른다. 나치의 유대인 학살도 처음에는 ‘유대인은 독일에서 나가라’라는 구호로 시작되어 결국 유대인 말살정책으로까지 이어졌다.

일본의 재침략을 허용하지 않는다.

일본의 전쟁책임을 묻는 것은 민족차별을 허용하지 않는 투쟁이며, 또한 아베정권의 재침략을 저지하는 투쟁이기도 하다.
우리는 원고들과 함께 하며 반드시 후지코시와 일본정부의 사죄와 배상을 받아낼 것이다. 그리고 한국•중국을 비롯해 아시아 및 세계 각국의 사람들과 연대하여 침략전쟁•식민지지배로 가는 길을 두 번 다시 허용하지 않을 것임을 맹세한다.

2014.3.25
태평양전쟁피해자보상추진협의회
제2차 후지코시 강제연행•강제노동 소송을 지원하는 호쿠리쿠연락회

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聯合ニュース(韓国語、写真があります)
http://www.yonhapnews.co.kr/society/2014/03/25/0701000000AKR20140325101500004.HTML
聯合ニュース(日本語版)
http://japanese.yonhapnews.co.kr/headline/2014/03/25/0200000000AJP20140325002600882.HTML?from=yna_kr
共同通信
http://www.47news.jp/CN/201403/CN2014032501002081.html
共同通信(韓国語版)
http://www.47news.jp/korean/korean_peninsula/2014/03/086401.html
勤労挺身隊ハルモニとともにする市民の会
http://cafe.daum.net/1945-815

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不二越株主総会でのヘイトスピーチ(民族差別扇動)を許さない!!

「貴方がたは日本人じゃない」
「朝鮮に帰りなさいよ!朝鮮に!」
「ヘイトスピーチをやめろ!」
「撤回しろ!」
 2月19日、不二越株主総会の会場は騒然となりました。一方的に閉会を宣言し退席しようとする社長に、私たちが「逃げずにきちんと答えろ」と抗議したときです。演壇に向かって左手前列にいた日本人株主が、来日した韓国人株主や私たちに向かい、大声でヘイトスピーチを行ったのです。
 
 この日、原告株主代表として金明培さんが来日され、800余人の株主を前に、亡くなられたお連れ合いや被害者らに謝罪と賠償を求める発言を行いました。さらに、支援者の日本人株主も発言し、強制連行問題についての質問に対し「係争中」を理由に一切質問に答えない社長の姿勢を糾しました。
 
 会社の動員と思われる株主が最前列に陣取り、一斉に「議事進行」を叫び、原告や私たちの発言を遮る。そのような総会運営が今回のヘイトスピーチを生み出したのです。これまでも支援者に対して「非国民」「売国奴」という野次を投げかける株主はいました。しかし、今回は直接原告に暴言が向けられました。一線を画する重大な差別発言であり、絶対に許すことができません。翌日、不二越に対する抗議行動を行い、25日には公開質問状を出しました。

ヘイトスピーチの横行は安倍政権と一体のもの
 新大久保や鶴橋をはじめ、在特会のヘイトスピーチは全国に拡大しています。「アンネの日記」を大量に破る事件などの背景には、日本で差別排外主義が蔓延していることがあります。今回の不二越株主総会の差別暴言もこうした全国の動きと連動しています。
3月8日、サッカーJリーグで「日の丸」と「JAPANESE ONLY」と書かれた人種差別横断幕が掲げられた事件では、浦和レッズに厳罰が出されました。国際的なスポーツの世界で民族差別は許されないということです。世界展開している企業にとっても同じはずです。不二越は株主総会を主催した立場から、ヘイトスピーチに対する見解を明確にすべきです。
 かつてナチスは、デマと暴力、ユダヤ人差別の扇動で権力を取りました。私たちは、ナチスを「無内容のデマ」と軽視し敗北したドイツの教訓から学ばなくてはなりません。在特会などのヘイトスピ-チや様々な妨害行動に対して、回避するのではなく、それとの対決が重要なのです。差別排外の扇動は戦争前夜であり、強い怒りと断固とした闘いが必要です。

「韓国併合」は合法との日韓条約を見直すべき
安倍政権は、韓国大法院判決に対して、植民地時代の感覚で横柄にも「判決に従うな」と表明しています。
そもそも1965年の「日韓条約」とは、軍事クーデターを行った朴正熙政権と結んだ非民主的な条約でした。軍事政権が民衆に倒され、民主政権になった現在では、韓国司法も「日韓条約」は「韓国憲法の理念に反する」と判決を下したのは必然です。一方日本側は、国家謝罪や歴史教育、関連資料の国家保存等を行わないままでした。安倍政権はさらに、村山・河野談話すら見直し(撤回)に持って行こうとしており、歴史を逆行させています。

日韓民衆の連帯でアジアに平和を 
日本は明治以降、富国強兵を掲げ、アジア侵略と植民地支配を行いました。その行き着いた先は、戦争の惨禍でした。安倍政権を許せば、再び暗黒と戦争への道です。他方、韓国の朴槿惠政権も父親の朴正熙軍事政権を回顧する極右政権です。韓国民主化運動を背後に、不二越訴訟も闘われて来ました。朴政権と韓国民衆・強制連行原告とは非和解です。日韓の極右政権に対し、日韓民衆の連帯した闘いでアジアの平和と友好を勝ち取りましょう。日本政府・企業は、強制連行被害者に即時謝罪と賠償をせよ!勝利するまで闘います。

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公開質問状

株式会社 不二越
代表取締役社長 本間 博夫 様

2014年2月25日
不二越訴訟原告株主
不二越訴訟支援株主
              
 2月19日の不二越第131期定時株主総会で、一部の株主によって韓国人株主に対する大声での重大な差別発言(ヘイトスピーチ)が行われました。株主総会という公の場で、しかも怒号という形で差別暴言が発せられたことに、私たちは強い危機感と怒りを持つものです。これは、一部株主の問題だと看過出来ない重大な事態です。
 私たちは、差別暴言を行った株主を怒りを持って弾劾します。同時に、株主総会の主催責任を持つ株式会社不二越・本間社長に対し、一部株主による差別暴言について、不二越が会社としての公式見解を表明することを強く求めます。

<経過>

 今回の株主総会は、議長(社長)が12時前に総会終了を一方的に発言されました。社員と警備員が演壇の前に駆け付けて立ちはだかる中、原告株主を支援する株主は打ち切りに抗議の声を上げ、会場は騒然としていました。その時に、「貴方がたは日本人じゃない」「朝鮮に帰りなさいよ!朝鮮に!」と一部株主によって差別暴言(12時06分)が発せられました。社長と経営陣は演壇からの退席過程にあり、会場前方にいたので当然聞こえる状態でした。 

 翌20日午後2時から、私たちは不二越正門前において社長宛抗議文を渡そうとしました。警備の社員は受け取りを拒否しましたが、私たちは文書を正門受付の窓口に置き、社長に渡すように伝えました。その翌日21日午後3時24分には、支援株主に不二越の安部総務部課長から以下の趣旨で電話がありました。「株主様がよろしくない事を言ったことに対し、会社の関係者が言わせたということは誤解なのでお伝えしたい。発言された株主様がどなたかわからないし、会社はそのような失礼を申し上げることはあり得ません」。

<見解表明を求める項目>

1. 差別暴言を放置しても貴社は許されると思われるのでしょうか。このヘイトスピーチについて、企業としての認識を表明して下さい。
2. 不二越は、この差別的憎悪に満ちた暴言を株主個人の自由だと思われるのでしょうか。差別暴言を行った株主は「会社の関係者ではない」から、「会社とは関係ない株主様」個人の問題として事態が終わるのでは全くありません。このような差別暴言が総会の最後の段階で行われたのは、暴言を誘発する原因が株主総会自体に内包されていたからと考え、企業としての反省が必要と思われませんか。会社としての認識を示して下さい。
3. 再発防止をどのように行われるのか、見解を求めます。
総会主催者においては、再発防止に取り組む意思を表明していただきたい。韓国人株主に対する差別暴言(ヘイトスピーチ)が放置され今後も行われるなら、もはや正常な株主総会は成立しません。再発防止にいかに取り組まれるのか、見解をお知らせ下さい。

 なお、私たちは、今回の差別暴言が株主総会の最後の局面で生み出された根本原因は不二越企業による韓国人株主(強制連行被害者)への不誠実な対応が続いている結果だと考えます。
 毎回の株主総会及び不二越への申し入れにおいて、強制連行被害者は「不二越は誠意ある態度で話し合いに応じて欲しい」と切望してきました。しかし、この間一貫した不二越の企業姿勢として、強制連行被害者には向き合わず、対話での解決を拒否してきました。
 
年に1回しかない、社長と直接対話ができる株主総会においては、会社関係の動員(企業意識の強い株主)と思われる株主が最前列にずらりと陣取って演壇を守るように配置されています。そして議長の発言に対しては一斉に「了解!」を叫びます。韓国人株主・支援株主の発言に対しては、一斉に「議事進行!」と叫んで、質問時間を短くしようとしてきました。社長は、韓国人株主や支援株主の質問に対して「係争中であり、回答を差し控えさせていただきます」として、きちんと向き合おうとしませんでした。
 
 また、会場には毎回多数の警備員を配置し、株主を威圧しています。議長は、まだ手を挙げている株主がいるにも関わらず、強引に質問時間を打ち切り、総会を終了させてきました。納得できず、質問を続けようとする株主に対しては警備員を立ちはだからせ、経営陣は退場するということを行ってきました。
 このような長い過程における経営陣の姿勢の問題が根底にあり、それが一部株主の差別意識を助長し、今回の差別暴言を引き起こすに至ったと思います。

 不二越においてはこの事態を深刻に受け止め、企業倫理が根本から問われていると認識されて、この質問と要請に対して真摯に回答していただきたいと強く求めます。

以上

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2014.2.19不二越株主総会本間社長、暴言を吐く日本人株主
by fujikoshisosho | 2014-03-30 20:28 | 韓国レポート


第二次不二越強制連行・強制労働訴訟を支援する北陸連絡会  連絡先  メールhalmoni_fujikoshisoson@yahoo.co.jp   電話 090-2032-4247 住所 〒090-0881富山市安養坊357-35


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