9/22 全羅北道議会セミナーに参加
9月22日、全羅北道(チョルラプクト)議会は戦時中、女子勤労挺身隊として強制動員されたハルモニたちを支援するための条例制定に向けた議会セミナーを開催しました。(ククチュ・ヨンウン議員、ソン・ジヨン議員の共同発議)。セミナーが始まる前には、ククチュ・ヨンウン議員の控室へご挨拶に伺いました。
セミナーでは、不二越訴訟原告の崔姫順(チェ・ヒスン)さんが、不二越でのつらい体験を涙ながらに証言されました。続いて、条例制定に尽力されている「勤労挺身隊ハルモニと共にする市民の会」常任代表の李國彦(イ・グゴン)さんは、「挺身隊」が「慰安婦」と混同されていることにより、被害者たちは戦後もつらい体験を語ることすらできなかったこと、ハルモニたちは韓国政府や自治体の支援もない中、日本の支援者に支えられながら名誉回復の闘いを長く闘ってきたこと、人権という観点から自治体が彼女たちの支援を行うことの必要性をアピールしました。当会からは、15分ほど不二越強制連行について報告しました。
条例案は10月に議会提案され、可決・成立すれば来年1月から施行される予定です。不二越訴訟原告では、崔姫順さん・全玉南(チョン・オンナム)さんが該当します。
現在、光州(クァンジュ)市、全羅南道(チョルラナムド)、ソウル市、京畿道(キョンギド)、仁川市の5つの自治体で条例が制定されており、全羅北道議会で通過すれば6番目となります。病気を抱えている原告たちにとって、月30万ウォンの生活補助費支給と医療費の保障は大きな支えです。貴重なセミナーに参加できて感謝です。
セミナーの後、崔姫順さん宅を訪問しました。
今回、裁判を含め仁川・全州と3日間、充実した訪韓でした。ですが、11月23日の判決には何人の原告が集まられるだろうか。体調のすぐれない原告の皆さんに久しくお会いしていないことがとても気になりつつ、帰国しました。
報道記事
[연합뉴스]전북, 일제강점기 강제노역 할머니에 생활지원 추진(9.22)
[뉴스1]'근로정신대'할머니 지원 조례 제정 앞서 세미나 (9.22)
全日程が終わり、「勤労挺身隊ハルモニと共にする市民の会」の皆さんとお別れ
by fujikoshisosho
| 2016-10-01 21:35
| 韓国レポート
連絡先 メールhalmoni_fujikoshisoson@yahoo.co.jp
by fujikoshisosho
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