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2月29日(土)、報道特集 不二越女子勤労挺身隊ドキュメント

2020年2月29日(土)、夕方5時半からTBS報道特集で、不二越女子勤労挺身隊ドキュメント番組が放映されます。富山のチューリップ放送が制作したものです。
当時小学校卒業直前の13歳だった金正珠さん(写真)らをインタビュー。当時の様子や戦後の苦労などをを元に編集されているそうです。
日本のマスコミには被害者の声がなかなか取り上げられていません。ぜひ皆さん観てください。
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http://www.tbs.co.jp/houtoku/
TBS 報道特集 
2月29日(土)17時30分~18時50分 後半にドギュメント
地道な深い調査報道と心に残るドキュメンタリー。

< 不二越に徴用された少女達の現状を伝えます>
番組内容 その日に起きた事象を迅速にお伝えする最新のニュース。今、注目を集め
いるニュースを独自の切り口で掘り下げる前半の特集。地道な深い調査報道と心に残
ドキュメンタリーを中心とした後半の特集。
キャスター 膳場貴子 金平茂紀 日下部正樹 宇内梨沙

● 富山は「6チャネル」
関東広域圏 TBS 6 TBSテレビ   山梨県 UTY 6 テレビ山梨
新潟県 BSN 6 新潟放送  長野県 SBC 6 信越放送
石川県 MRO 6 北陸放送  中京広域圏 CBC 5 CBCテレビ
近畿広域圏 MBS 4 毎日放送[64] 高知県 KUTV 6 テレビ高知
愛媛県 itv 6 あいテレビ   香川県 RSK 6 RSK山陽放送[68]
鳥取県 BSS 6 山陰放送  広島県 RCC 3 中国放送 山口県 tys 3テレビ山口
福岡県 rkb 4 RKB毎日放送  長崎県 NBC 3長崎放送 熊本県 RKK 3 熊本放送  大県 OBS 3 大分放送 宮崎県 MRT 6 鹿児島県 MBC 1 沖縄県RBC 3琉球放送
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# by fujikoshisosho | 2020-02-25 09:24 | Trackback | Comments(0)

2020.2.23 コリアプロジェクト@富山連続講座 「徴用工問題と報道」


2月23日、コリアプロジェクト@富山主催の連続講座が開催されました。「徴用工問題と報道」というタイトルで不二越女子勤労挺身隊を軸にしながら、昨年の日韓関係を日韓両国の報道を通じて考えました。
日本政府は輸出規制という経済制裁で強硬姿勢を示しましたが、韓国国民の反発と日本経済がむしろ打撃を受け、完全に破産しました。関係改善に向けて財界や議員が動いています。しかし、安倍政権の行った外交政策が破綻したことをほとんどのマスコミは伝えていません。私たちは冷静に事実を知ることからはじめなければならないと思います。

報道記事:

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(2020年2月24日 北陸中日新聞)

# by fujikoshisosho | 2020-02-24 15:23 | 企画 | Trackback | Comments(0)

2020年2月19日、不二越株主総会 強制連行問題の解決を訴える

2020年2月19日、定時137期不二越株主総会がANAクラウンプラザホテルにて開催されました。会場入り口では消毒とマスクが配布され、全員マスク姿での総会でした。参加者は例年に比べ少なく、400人ぐらいでした。
今年は私たち日本の支援株主5人が総会に参加しました。
不二越は昨年同様の回答を繰り返しました。
事業報告の後、私たちの提出した事前質問状を要約し、「当社は日本及び韓国の裁判において、一貫して強制連行、強制労働、賃金未払いの事実はないと主張してきております。現在韓国で進行中の訴訟におきましても、当社の方針は一貫しており、裁判の中で当社主張の正当性を主張して参ります。戦時中の労働に関する件は、対象企業も拡大し、日韓両国の政府を巻き込んだ問題となっております。当社としましては、関係各位とも必要に応じて連携を取りながら、適正に対処していく所存であります。なお、日本政府の対応については、当社はコメントする立場にありません。現在係争中につき、これ以上の回答はご容赦願います。」
回答を受け、再度質問をしましたが、同じ内容を繰り返すのみでした。

総会に先立ち会場前で関西や東京、そして支援の皆さんが駆け付け、参加する株主にチラシを配布し、 街頭宣伝を行いました。会場には福井、石川から右翼の街宣カーが5台が押しかけ、「朝鮮乞食、朝鮮へ帰れ」と叫んでいました。 財界などからも日韓関係の改善の声が上がっていることもあってか、昨年掲げていた「日韓断交」のスローガンは消えていました。
韓国に対する差別や偏見、排外主義を打ち破っていく、地道で広範な運動を進めていきたいと思います。世論を作り、不二越を包囲していきましょう。
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2020.2.20北陸中日新聞
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第137期 定時株主総会 質問状
2020年2月17日
不二越強制連行訴訟支援株主
ご存知のように、徴用工問題は日韓間の重大な外交問題となっています。昨年、日本政府が行った経済制裁は韓国での国民的批判に遭い、むしろ日本に跳ね返ってきました。半導体3品目企業をはじめとする財界からも強い批判が出され、政府の方針とは別個に日韓の経済関係を友好的に維持していくとの表明もありました。経済界や自治体による日韓交流を求める声は、今年に入ってますます強まっています。市民は、戦争へと発展するような対立を決して望んでいません。

今後の日韓関係を左右するような位置を持つ不二越女子勤労挺身隊の問題は、この間日韓両国で報道されており、社会的関心と注目を集めています。こうした状況の中で、今年の株主総会が開かれます。昨年の株主総会においても、強制連行問題の解決に向け、会社の対応を求める株主の意見が相次ぎました。今年の株主総会も、強制連行問題が株主の重要な関心事です。被害者たちはすでに90歳近くになり、この2年で3人の方が亡くなられました。被害者たちに残された時間はありません。それは同時に、不二越にとっても謝罪する相手がいなくなるということです。そうなれば、残された「負債」は大きく、戦犯企業不二越という「汚名」を歴史に刻むことになります。
昨年の日韓両政府の対応を踏まえ、国際的視点と長期的な観点に立ち、今こそ積極的に解決に向けた一歩を踏み出していただきたく、以下質問いたします。

1.被害者ら原告は韓国訴訟控訴審判決を受け、大法院判決を待たずに昨年5月、韓国の大成NACHIの資産売却、現金化の手続きに入りました。
現在、日本の外務省が手続きを「阻止」している状態と理解してよろしいでしょうか?政府の誤った外交政策である経済制裁によって不利益を被った半導体3品目企業をはじめ、観光業や自治体などには、政府から何の援助もありません。この間の日本政府の対応をどう思われますか?
現金化という差し迫った事態にあっては、この事態をまず避けることが必要ではありませんか?
話し合いによる解決の道を選択することが経営者の責任と考えますが、いかがですか?

2.昨年、中国にて日韓首脳会談が持たれました。韓国国会には、議長案として両国企業による基金設立の案も出されました。日韓弁護士を中心にした韓日合同協議体設置も提案され、韓国大統領府も検討機関に参加する意向を示しました。この間、韓国側は被害者救済のために努力しており、そして日本側に具体的提案を求めています。
不二越は、日本政府からどのような「指導」なり「協力」を求められているのでしようか?
また、不二越からは日本政府にどのような意見や要請などを行っているのでしょうか?

3.不二越が2000年、被害者らと和解したことは、評価されることだと思います。当時の経営陣の勇気ある判断によって、中国などアジア展開への道を開いたのではないでしょうか?

4. 日本経済は韓国抜きに成立しません。関係改善に向けた動きが強まっています。日韓議員連盟は今年、1000人規模での訪韓を計画していると報道されています。また、大阪生野区で「第3次韓流ブーム」が到来していると産経新聞(2020年2月12日)が報道しています。(地道な体験学習を経て、中高校生たち若者が集まっています。商店主らは「政治を持ち込まないでほしい」と話しています。)日韓関係の改善は、富山-ソウル便の再開にもつながるでしょう。
不二越が積極的姿勢を持って臨むことが、富山の地域経済の発展にも寄与するとは考えられませんか?

5. 戦争犯罪には時効がありません。被害者の救済、人権の尊重、名誉の回復などは今日の国際社会では常識です。戦前や戦後の「経済大国」意識のまま、韓国やアジアを見下すような日本政府の姿勢に同調すれば、企業として自滅の道を進むことになります。徴用工問題は、今や韓国内で「慰安婦」問題と同様に、若者たちの関心を集めています。戦犯企業に向けられる目は厳しく、対応を誤れば、「慰安婦」問題のように徴用工問題もアメリカでの提訴などに波及してきます。
韓国の大成NACHI、中国や世界に支社を持つ不二越にとって、この課題は極めて重大な経営問題ではないでしょうか?

以上、ご回答をよろしくお願いいたします。

# by fujikoshisosho | 2020-02-20 17:01 | 韓国レポート | Trackback | Comments(0)


連絡先  メールhalmoni_fujikoshisoson@yahoo.co.jp


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