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2020年2月19日、不二越株主総会 強制連行問題の解決を訴える

2020年2月19日、定時137期不二越株主総会がANAクラウンホテルにて開催されました。会場入り口では消毒とマスクが配布され、全員マスク姿での総会でした。参加者は例年に比べ少なく、400人ぐらいでした。
今年は私たち日本の支援株主5人が総会に参加しました。
不二越は昨年同様の回答を繰り返しました。
事業報告の後、私たちの提出した事前質問状を要約し、「当社は日本及び韓国の裁判において、一貫して強制連行、強制労働、賃金未払いの事実はないと主張してきております。現在韓国で進行中の訴訟におきましても、当社の方針は一貫しており、裁判の中で当社主張の正当性を主張して参ります。戦時中の労働に関する件は、対象企業も拡大し、日韓両国の政府を巻き込んだ問題となっております。当社としましては、関係各位とも必要に応じて連携を取りながら、適正に対処していく所存であります。なお、日本政府の対応については、当社はコメントする立場にありません。現在係争中につき、これ以上の回答はご容赦願います。」
回答を受け、再度質問をしましたが、同じ内容を繰り返すのみでした。

総会に先立ち会場前で関西や東京、そして支援の皆さんが駆け付け、参加する株主にチラシを配布し、 街頭宣伝を行いました。会場には福井、石川から右翼の街宣カーが3台が押しかけ、「朝鮮乞食、朝鮮へ帰れ」と叫んでいました。 財界などからも日韓関係の改善の声が上がっていることもあってか、昨年掲げていた「日韓断交」のスローガンは消えていました。
韓国に対する差別や偏見、排外主義を打ち破っていく、地道で広範な運動を進めていきたいと思います。世論を作り、不二越を包囲していきましょう。
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2020.2.20北陸中日新聞
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第137期 定時株主総会 質問状
2020年2月17日
不二越強制連行訴訟支援株主
ご存知のように、徴用工問題は日韓間の重大な外交問題となっています。昨年、日本政府が行った経済制裁は韓国での国民的批判に遭い、むしろ日本に跳ね返ってきました。半導体3品目企業をはじめとする財界からも強い批判が出され、政府の方針とは別個に日韓の経済関係を友好的に維持していくとの表明もありました。経済界や自治体による日韓交流を求める声は、今年に入ってますます強まっています。市民は、戦争へと発展するような対立を決して望んでいません。

今後の日韓関係を左右するような位置を持つ不二越女子勤労挺身隊の問題は、この間日韓両国で報道されており、社会的関心と注目を集めています。こうした状況の中で、今年の株主総会が開かれます。昨年の株主総会においても、強制連行問題の解決に向け、会社の対応を求める株主の意見が相次ぎました。今年の株主総会も、強制連行問題が株主の重要な関心事です。被害者たちはすでに90歳近くになり、この2年で3人の方が亡くなられました。被害者たちに残された時間はありません。それは同時に、不二越にとっても謝罪する相手がいなくなるということです。そうなれば、残された「負債」は大きく、戦犯企業不二越という「汚名」を歴史に刻むことになります。
昨年の日韓両政府の対応を踏まえ、国際的視点と長期的な観点に立ち、今こそ積極的に解決に向けた一歩を踏み出していただきたく、以下質問いたします。

1.被害者ら原告は韓国訴訟控訴審判決を受け、大法院判決を待たずに昨年5月、韓国の大成NACHIの資産売却、現金化の手続きに入りました。
現在、日本の外務省が手続きを「阻止」している状態と理解してよろしいでしょうか?政府の誤った外交政策である経済制裁によって不利益を被った半導体3品目企業をはじめ、観光業や自治体などには、政府から何の援助もありません。この間の日本政府の対応をどう思われますか?
現金化という差し迫った事態にあっては、この事態をまず避けることが必要ではありませんか?
話し合いによる解決の道を選択することが経営者の責任と考えますが、いかがですか?

2.昨年、中国にて日韓首脳会談が持たれました。韓国国会には、議長案として両国企業による基金設立の案も出されました。日韓弁護士を中心にした韓日合同協議体設置も提案され、韓国大統領府も検討機関に参加する意向を示しました。この間、韓国側は被害者救済のために努力しており、そして日本側に具体的提案を求めています。
不二越は、日本政府からどのような「指導」なり「協力」を求められているのでしようか?
また、不二越からは日本政府にどのような意見や要請などを行っているのでしょうか?

3.不二越が2000年、被害者らと和解したことは、評価されることだと思います。当時の経営陣の勇気ある判断によって、中国などアジア展開への道を開いたのではないでしょうか?

4. 日本経済は韓国抜きに成立しません。関係改善に向けた動きが強まっています。日韓議員連盟は今年、1000人規模での訪韓を計画していると報道されています。また、大阪生野区で「第3次韓流ブーム」が到来していると産経新聞(2020年2月12日)が報道しています。(地道な体験学習を経て、中高校生たち若者が集まっています。商店主らは「政治を持ち込まないでほしい」と話しています。)日韓関係の改善は、富山-ソウル便の再開にもつながるでしょう。
不二越が積極的姿勢を持って臨むことが、富山の地域経済の発展にも寄与するとは考えられませんか?

5. 戦争犯罪には時効がありません。被害者の救済、人権の尊重、名誉の回復などは今日の国際社会では常識です。戦前や戦後の「経済大国」意識のまま、韓国やアジアを見下すような日本政府の姿勢に同調すれば、企業として自滅の道を進むことになります。徴用工問題は、今や韓国内で「慰安婦」問題と同様に、若者たちの関心を集めています。戦犯企業に向けられる目は厳しく、対応を誤れば、「慰安婦」問題のように徴用工問題もアメリカでの提訴などに波及してきます。
韓国の大成NACHI、中国や世界に支社を持つ不二越にとって、この課題は極めて重大な経営問題ではないでしょうか?

以上、ご回答をよろしくお願いいたします。

# by fujikoshisosho | 2020-02-20 17:01 | 韓国レポート | Trackback | Comments(0)

連絡会ニュース85号発行

連絡会ニュース85号(2019年、11月.2020年1月合併号)発行しました。原告団の近況方向、激動の韓国情勢.検察改革を中心に16ページです。会員となって活動を支えて下さい。年会費2000円です。宜しくお願いします。
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# by fujikoshisosho | 2020-01-20 13:15 | 連絡会ニュース | Trackback | Comments(0)

徴用工問題 「ボールは日本が持っている」

昨年12月24日、日韓首脳会談が行われ、安倍政権による輸出規制は事実上「解除」された。安倍政権は二枚舌政治である。安倍政権の支持層や国内向けには「韓国は国際法を守れ」と強硬姿勢を示すが、韓国と断交はできず、文政権の「話し合いで解決していく」という方向に舵を切った。
徴用工問題に関して日本政府は「ボールは韓国にある」とその責任を転嫁してきた。しかし、強制連行の責任はあくまでも日本と日本企業にある。「文政権の崩壊」を期待した安倍政権の破産だ。
被害者たちの限られた時間をいたずらにもてあそばせてはいけない。
「被害者たちの納得」があくまでも基本である。蔓延する排外主義とデマを打ち破っていこう。

以下ハンギョレ新聞記事の転載
「強制売却現金化まで時間はあまりない 
輸出規制、GSOMIAをはやく解決すれば 
両国間の信頼回復に役立つだろう」

文在寅(ムン・ジェイン)大統領は14日の年頭記者会見で、韓日が対立している“強制動員”問題と関連して、「日本政府が『被害者が受容できる解決法』ということを十分に念頭に置いて案を用意するならば、両国間での解決方法作りもさほど難しくないと思う」と明らかにした。さらに、日本企業の韓国内資産を差し押さえる強制執行手続き、すなわち強制売却を通した現金化まで「時間的余裕はあまりない」とし、「韓日間の対話のスピードが上がることを望む」と述べた。

 文大統領はこの日、大統領府迎賓館での記者会見で、強制動員問題と関連して「韓国政府はすでに何回も解決法を提示した」として「韓国の立法府も立法府レベルの努力をし、原告代理人団である韓日の弁護士、韓日の市民社会も『共同協議体構成』などの解決法を提示した」として「韓国政府はその協議体に参加する意向がある」と述べた。

 続けて文大統領は「韓国が提示した解決法だけが唯一の解決法だとは考えない」として「日本側で修正意見があるならば、修正意見を出し、韓国が提示した案と日本が修正提示した案を並べて額を突き合わせて知恵を集めていくならば、十分に解決できる余地があると考える」と話した。特に文大統領は、強制動員解決法の核心の要素として“被害者の同意”を強調し「被害者の同意なしには韓日の政府間でいくら合意しても問題の解決に役立たないということを、私たちは“慰安婦合意”の時に切実に経験したところである

徴用工問題 「ボールは日本が持っている」_b0156367_15071887.jpg
」と指摘した。

 文大統領は「日本の輸出規制と、韓日GSOMIA(軍事情報保護協定)問題など、より簡単に解決できる問題をはやく解決するならば、両国間の信頼回復に役立つだろう」として、短期間には解決が難しい強制動員問題を解くためにも、日本が輸出規制措置を終わらせ、韓国も韓日軍事情報包括保護協定(GSOMIA)を再延長する必要性も強調した。

 文大統領は今年7月の東京五輪に大統領が自ら参加するかどうかに対して確答する代わりに、「韓国から高位級代表が参加することになると予想している」として余地を残した。彼は「東京五輪成功のために韓国政府が積極的に協力する計画」だとし、「韓日関係の問題を根本的に解いていく良い契機になることを願う」と述べた。さらに「東京五輪は、南北間でも一部の単一チーム構成を合意していて、共同入場などの方式で朝鮮半島の平和を促進する場にしていくこともできる」と付け加えた。

 一方、韓中関係と関連して文大統領は「今年、中国の習近平国家主席の訪韓が予定されていて、韓・中・日首脳会議が韓国で開かれる」として「二つの国家の指導者の訪韓は、韓中関係を画期的に跳躍させる契機になるだろうと信じる」と話した。また、2022年が韓中国交正常化30周年である点を強調して「その契機に、韓中関係を一段階大きく跳躍させていこうということで両国指導者の意見が一致した」と話した。また、文大統領は「中国が重点的に推進する一帯一路事業と、韓国政府が力を入れている新南方政策、新北方政策の接点を探して共に進めていくことにも速度を上げたい」と話した。

ノ・ジウォン記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )
http://www.hani.co.kr/arti/politics/bluehouse/924431.html韓国語原文入力:2020-01-14 20:55
訳J.S


文在寅(ムン・ジェイン)大統領は14日の年頭記者会見で、韓日が対立している“強制動員”問題と関連して、「日本政府が『被害者が受容できる解決法』ということを十分に念頭に置いて案を用意するならば、両国間での解決方法作りもさほど難しくないと思う」と明らかにした。さらに、日本企業の韓国内資産を差し押さえる強制執行手続き、すなわち強制売却を通した現金化まで「時間的余裕はあまりない」とし、「韓日間の対話のスピードが上がることを望む」と述べた。

 文大統領はこの日、大統領府迎賓館での記者会見で、強制動員問題と関連して「韓国政府はすでに何回も解決法を提示した」として「韓国の立法府も立法府レベルの努力をし、原告代理人団である韓日の弁護士、韓日の市民社会も『共同協議体構成』などの解決法を提示した」として「韓国政府はその協議体に参加する意向がある」と述べた。

 続けて文大統領は「韓国が提示した解決法だけが唯一の解決法だとは考えない」として「日本側で修正意見があるならば、修正意見を出し、韓国が提示した案と日本が修正提示した案を並べて額を突き合わせて知恵を集めていくならば、十分に解決できる余地があると考える」と話した。特に文大統領は、強制動員解決法の核心の要素として“被害者の同意”を強調し「被害者の同意なしには韓日の政府間でいくら合意しても問題の解決に役立たないということを、私たちは“慰安婦合意”の時に切実に経験したところである」と指摘した。

 文大統領は「日本の輸出規制と、韓日GSOMIA(軍事情報保護協定)問題など、より簡単に解決できる問題をはやく解決するならば、両国間の信頼回復に役立つだろう」として、短期間には解決が難しい強制動員問題を解くためにも、日本が輸出規制措置を終わらせ、韓国も韓日軍事情報包括保護協定(GSOMIA)を再延長する必要性も強調した。

 文大統領は今年7月の東京五輪に大統領が自ら参加するかどうかに対して確答する代わりに、「韓国から高位級代表が参加することになると予想している」として余地を残した。彼は「東京五輪成功のために韓国政府が積極的に協力する計画」だとし、「韓日関係の問題を根本的に解いていく良い契機になることを願う」と述べた。さらに「東京五輪は、南北間でも一部の単一チーム構成を合意していて、共同入場などの方式で朝鮮半島の平和を促進する場にしていくこともできる」と付け加えた。

 一方、韓中関係と関連して文大統領は「今年、中国の習近平国家主席の訪韓が予定されていて、韓・中・日首脳会議が韓国で開かれる」として「二つの国家の指導者の訪韓は、韓中関係を画期的に跳躍させる契機になるだろうと信じる」と話した。また、2022年が韓中国交正常化30周年である点を強調して「その契機に、韓中関係を一段階大きく跳躍させていこうということで両国指導者の意見が一致した」と話した。また、文大統領は「中国が重点的に推進する一帯一路事業と、韓国政府が力を入れている新南方政策、新北方政策の接点を探して共に進めていくことにも速度を上げたい」と話した。

ノ・ジウォン記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )
http://www.hani.co.kr/arti/politics/bluehouse/924431.html韓国語原文入力:2020-01-14 20:55
訳J.S



# by fujikoshisosho | 2020-01-15 15:35 | Trackback | Comments(0)


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