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2023.1.31 「被害者辱める物乞い外交」今すぐ中断せよ!  光州市民団体記者会見

[記者会見文]

賠償責任に目を閉じたまま、日本に「呼応」を要求?

「被害者辱める物乞い外交」今すぐ中断せよ!

尹錫悦(ユン・ソギョル)政府の対日低姿勢外交が、どんどん無様な姿をさらしている。韓日両国が30日、外交部庁舎で韓日局長級協議を開き日帝強制動員問題を論議したが、接点を探せなかったことが確認された。

先立って政府は12日、形式的な公開討論会を持って、加害者である日本の被告企業の代わりに行政安全部傘下の「日帝強制動員被害者支援財団」が、韓国企業等から寄付金を集めて被害者に代わりに支給する「方案」を公式に表した。

どこを見ても、こんな奇妙キテレツな事は他のどこもあり得ない。加害者が膝まずいて謝っても足りないのに、無茶苦茶なことに加害国の責任を、被害国が代わりに引き受けると言うのだから、ひとことで言って「通り過ぎる牛にも笑われる」状況だ。

亡国的な方案を「解決法」と出した尹錫悦政府は、何とも国民に向う面目がなかったせいか「日本の誠意ある呼応」を後になって注文しているが、日本はまだ不動な立場を守っている。

まず出発点からして、非常に恥辱的だ。大韓民国の最高裁判所である大法院が戦犯企業三菱等、日本の被告企業に対して賠償命令を下したにも関わらず、該当企業は判決から5年経っても鼻であしらっている。

もっと呆れ返るのは、わが韓国政府だ。尹錫悦政権は大法院賠償判決を敢えて目を閉じたまま、日本側に突然「誠意ある呼応」を注文しているからである。判決を早急に履行するよう急き立てても足りない局面で、まるで頼みごとでもするように誠意の表示を乞うのは、何と無様な格好か?

梁錦徳(ヤン・ク)さんをはじめ、恨多い高齢の被害者に代って大声を叫ぶことができないとしても、なぜ加害者側に頭を下げてぺこぺこ土下座するのか!

強調するが、日本の被告企業は大韓民国裁判所の判決に従って賠償命令を早急に履行すべき対象であり、「誠意」をねだったり「呼応」をお願いする対象ではない。

韓国政府がこのように一般常識から逸脱した土下座外交を広げると、日本政府はもう一段そっくり返ってこの際にと、求償権の放棄覚書まで要求しているとんでもない状況である。すなわち追って、被告の日本企業に賠償金返還を要求しないことを保証せよというのだ。

開いた口が塞がらない。一言で、債務者が債権者に債券放棄覚書を要求しているのである。どうして大韓民国の外交が、こんな境地に至ったのか?一体、尹錫悦政権は何に急かされて、加害者と被害者がひっくり返る、こんな恥辱を自ら招いているのか?

韓国政府は日本側に誠意表示の一つとして、謝罪表明を説得中模様である。共同通信等日本のメディアによれば、日本政府は「日本の被告企業の代わりにもし韓国の財団が代わりに寄付金を支給する方案が確定すれば、過去の政府の談話を継承するという言及を考慮できる」という意をほのめかしている。

あり得ない話だ。事実、植民地支配に対する痛切な反省を込めた1995年村山談話等、この間にも謝罪表明がなかったのではない。しかしこれらの談話の限界は明白だ。すなわち反省に言及しながらも、ただの一度も不法行為を認めたことはない、という事実である。

もう一度言うと、韓国政府が日本側に既存の談話を継承すると宣言してくれるように、喉を詰まらせて物乞いしているが、これはとんでもないことに「強制動員は不法行為ではなかった」という、日本政府の主張をもう一度確認して上げるに過ぎない。こんな談話を再び注文することに、何の意味があるのか?

過去、こんな談話がどれほど全くのでたらめだったのか見せてくれるのが、いま韓日間で起こっている強制動員問題だ。

振り返ってみよう。韓国の裁判所の決定を5年間の破れた履物のように扱い、「こちらの腹も考えろ」という風に開き直るのが、果たして謝罪と反省の態度なのか?痛切な反省を表明しながらも、韓国大法院判決に従う気はないというんのが、果たして反省の態度だろうか?加害者が被害者側に、債券放棄覚書を要求するのが果たして謝罪の態度なのか?

強調するが、痛切に反省するのなら今すぐ、被害者に謝罪して判決どおり賠償を履行すれば良い事だ。

尹錫悦政府が私利を分別できず、他人のリズムに合わせてダンスしている間に、日本政府は連日快哉を叫んでいる。

一度入れられたら遺体にならないと出て来られないという軍艦島をユネスコ産業遺産に登載したと思ったら、今度は三菱系列のまた他の朝鮮人強制動員現場である佐渡鉱山までユネスコ産業遺産に登載するという軽率だ。

それだけではない。韓国の面前で独島が日本の領土と主張したり、敵基地反撃能力という口実で、軍事大国化を越して有事の際韓半島に対する先制攻撃まで辞さない態勢だ。

尹錫悦政府は自国の被害者の名誉回復と人権保護のために働く政府なのか?加害国日本のために働く政府なのか?

民族の自尊心を踏み付け、被害者を辱めるのは勿論のこと、世界的な嘲笑まで買う亡国外交、物乞い外交を今すぐ中断せよ!

2023131

光州全南・歴史の正義平和行動()

4.19文化院、6·15共同宣言実践南側委員会光州本部、光州キリスト教教会協議会人権委員会(NCC)光州全南女性団体連合、光州全南民主化運動同志会、光州進歩連帯、光州全南追慕連帯、光州全南ろうそく行動、光州全南平和統一を開く人たち、羅州愛の市民の会、羅州平和統一を開く人たち、南道歴史研究院、南方現代史研究所、民族問題研究所光州支部、()光州全南同胞一つ、()わが民族、()日帝強制動員市民の会、()韓末湖南義兵記念事業会、歴史を正しく建てる光州市民の会、安重根義士記念事業会光州全南支部、全国教授労組光州全南支部、全南真なる教育同志会、全羅道五千年史糺す全羅道民連帯(以上23団体)



by fujikoshisosho | 2023-01-31 18:58 | 韓国レポート | Trackback | Comments(0)


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