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新植民地主義の打倒を掲げるアフリカ解放闘争5 連絡会ニュース101号(2023.9)

③ アフリカ解放を訴えたトラオレ大統領
(ロシア・アフリカ首脳会議議事録より、一部要約。7月27‐28日)
ブルキナファソ大統領、イブラム・トラオレの発言。会議議事録より。()は、筆者の解説。少し要約した。
―我らアフリカの各民族の兄弟の挨拶を伝えることは大きな名誉です。先輩諸氏に、何か不快に思わせた点があれば申し訳ございません。我々の世代には多くの問題点が存在し、多くが未解決です。しかし、ここでは我々があたかも一つ家の家族のように感じております。
ロシアは我々と同様の歴史を持つており、アフリカにとって家族の一員です。ロシアは第二次世界大戦において、ナチズムからヨーロッパと世界を解放するため、非常に大きな犠牲を払いました。我々が世界から忘れ去られたとも言える点では、我々は共通の歴史を持っています。これは映画にしろ書籍にしろ「アフリカとロシア」が、そのファシズムとの戦いでの役割が蔑ろにされていることが示しています。…このサミットが我々諸民族の関係を強固にする可能性を与えることを期待しています。
アフリカにはこれほどまでに豊富な資源や水陽光に恵まれているにもかかわらず、現在何よりも飢餓にあふれる最も貧困な大陸であり、我々には援助を求めるしかないのでしょうか?しかし、我々には新しい関係を確立する可能性があります。この新しい関係が我々諸人民によりよい未来をもたらすために、更に発展することを期待してやみません。
私の世代を代表して言いますが、貧困の故に多くの人々がよりよい生活を求めて海(地中海)を渡り、しばしば命を落としています。多くの人々が、食料が不足し生き抜くことが困難な状況にあるのです。ブルキナファソについて言えば、すでに8年間にわたって帝国主義、植民地主義の最も野蛮で残酷な(聖戦ゲリラと帝国主義の収奪)に直面しており、我々に現代版の奴隷制度が押し付けられようとしています。我々(アフリカ)には、誤りがありました。戦うことを忘れ、憐みだけを求め、運命を哀れっぽく嘆くだけの奴隷根性です。しかし、もはや誰かから配慮されることを期待せず、我々自身の発展を妨げる(IS)テロリストと戦うことを決めたのです。この、テロリズムとの戦いにおいて勇敢な人民達は、武器をとることにしたのです。驚くべきことに帝国主義者たちは、欧州で祖国を守るために武器をとる人々を愛国者と呼んでいるが、一方では、テロと闘う人々を、軍事訓練を受けた部隊と呼んでいるのです。(中略) 我々人民が武器を手にする時、このことは問題にはならないのです。問題はアフリカ各国の(腐敗した)首脳が帝国主義と戦う人々に何も与えず、我々を武装勢力だの匪賊などと呼んでいることなのです。我々アフリカ各国の指導者達は、帝国主義者が紐を引くたびに飛び跳ねる、操り人形のように振る舞うことを止めることが必要なのです。昨日、プーチン大統領はアフリカに穀物を供給することを宣言されました。私達はこの決定を嬉しく思い感謝しております。(この問題は、アフリカが食糧自給を確保出来るようにしなければなりません)各国人民の需要を満たすため、我々はこの計画の実現に向けた共同作戦を強化し、ロシア連邦との関係を強化することに成功したアフリカの国々の例に習うことが必要です。私にはあまり時間がありません。我々は闘争し、戦っている人民に最高の敬意を払うべきだと訴えたい。我が人民達に栄光あれ!諸人民に尊厳と尊敬を!我が人民に勝利を! 同志の皆さんありがとう。 祖国か死か! (拍手)

4.矢は放たれた
(1)トラオレ大統領発言に震撼した米欧日
トラオレは戦闘服の姿で、サミットで発言した。「アフリカとロシアは、共にファシズムと闘う家族」であり、同志だと述べた。西アフリカの悲惨な難民を生み出す元凶は、米欧の帝国主義と新植民地主義だ。我々は武器を持って帝国主義との闘いを決断した。欧米の「操り人形」になっているアフリカの腐敗した奴隷根性を追い出す。この闘争宣言は、米欧のアフリカ支配に対する抵抗闘争である。

(2)これは革命だ!
アフリカ各国のニュースでは、革命に勝利した民衆の熱烈な歓呼を報道していた。アフリカの諸民族が独特の衣装で着飾り、歓迎の踊り、行進をしている。軍事基地を包囲した民衆の中の多くの女性たちは、鍋をたたき、箒で地面を掃きながら「お前たちはもういらない。出て行け」と叫んでいる。
大地を埋め尽くすほどの民衆が軍事基地を包囲している。9月9日、米仏は軍の撤退規模を巡って、革命政権に交渉を申し出ている。ついに信じられない情勢に入った。他方で、幹部への暗殺策動についても報じられている。その渦中に、ISテロ勢力によって国軍・ボランティア兵・農民に多数の死傷者が出ている。数千人の若者が武器を取ろうと叫んで、志願兵事務所に結集している。歴史には、単調な道はどこにもない。

(3)日本の我々は、植民地支配を打ち破る民衆の側に立たねばならない
今、日本は核汚染水・安保・徴用工を焦点に、アジア再侵略宣言を行った。西アフリカ民衆の闘いは、アジア太平洋民衆の闘いと共にある。侵略と植民地支配を継続しようとする日本の帝国主義勢力に断を下す時がついに来た。もはや止められない。頑張ろう。(村山和弘)

by fujikoshisosho | 2023-09-27 17:36 | 連絡会ニュース | Trackback | Comments(0)


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