2024.5.22~26 訪韓
第三者弁済を拒否して闘う徴用工訴訟原告たちは、大法院判決に従わない三菱・日鉄に対し、商標などを差し押さえて現金化訴訟を起こしています。控訴審でも原告が勝訴し、大法院に移ってから、すでに2年以上が経過しています。
5月23日、原告と弁護団・支援団体は大法院前で記者会見を行い、「速やかに判決を出せ」と、大法院に要請文を提出しました。
「賠償の判断も財産の差し押さえも大法院で確定しているのに、なぜ大法院は判断を躊躇しているのか」「迅速な手続き進行が常識中の常識」であるにもかかわらず、このように延ばしているのは「日本と大統領室がある“龍山(ヨンサン)”の顔色を伺っているとしか言えない」と抗議。
イ・チャンファン(李春植(イ・チュンシク)さんの息子)さんは「韓国の国家と企業が強制動員したのか。なぜ韓国政府と企業が賠償しなければならないのか」と、第三者弁済を批判しました。そして、「父は2018年に大法院が強制動員賠償判決を下した時、『加害者の戦犯国日本と戦犯企業(日本製鉄)を許すために、75年間闘いながら待っていた』とおっしゃった」として、「このような父の願いに対して、彼らは許されるためにどんな努力をしたか。最小限の反省と率直な謝罪一言がそんなに大変で難しかったのか」と述べました。
さらに「国家の存在理由は何か。自国民の生命・財産・利益を保護し守ることが責務であり、最高の価値」として「どうか正気を取り戻し、国の品格を立て、国民の自尊心を傷つけないように願う。戦犯企業の差押資産強制売却申請を一日も早く決定するよう、我が国の大法院に、切にお願いする」と、強く訴えられました。
不二越については大成(テソン)NACHIの資産を差し押さえたものの、現金化の手続きが止まったままで、裁判すら始まっていません。徴用工訴訟を巡り、朴槿恵(パク・クネ)政権(当時)の意向を受けて裁判を遅らせたなどとして、職権乱用などの罪に問われた元韓国大法院長・梁承泰(ヤン・スンテ)(司法壟断事件)を想起します。原告たちは、政治権力に屈せず司法の独立性を堅持し、直ちに判決を出すよう、大法院宛の要請書を提出しました。


不二越原告4人が強制動員被害者闘争記録写真展・オープニングイベントに参加
5月25日、植民地歴史博物館で開催された強制動員被害者闘争記録写真展のオープニング・トークイベントに、不二越訴訟原告4人が参加しました。生存者原告としては、不二越の原告だけでした。1月大法院判決後、金明培(キム・ミョンベ)さんとは2月株主総会以来の再会。皆さんお元気で何よりでした。
壁一面に映し出された被害者・原告たちの写真が迫ってきます。日本の侵略戦争と植民地支配を告発し、謝罪と賠償を求めて闘った人々の存在。「強制労働はない」と居直る、日本政府と企業への怒りが込み上げてきます。
不二越のコーナーでは、会社構内で座り込み闘争をする70代の原告たちの映像も見ることができます。
(以下、展示紹介抜粋)
「長い間、日韓政府に放置されてきた強制動員被害者・遺族は、自らの人権と尊厳回復のために、粘り強く闘いを続け、2004年、『強制動員真相糾明特別法』の制定を成し遂げました。強制動員被害者たちの闘いが特別法の制定へと実を結んでから20周年を迎えます。日本と韓国で裁判闘争を繰り広げてきた被害者たちは、そして、被害者たちと手を取り合った韓国、在日、日本の市民連帯の闘いは、ついに2018年、大法院判決を勝ち取りました。日本政府と被告企業は判決の履行を拒否し、韓国政府は第三者弁済という手口によって被害者たちの歴史的な闘いの成果を踏みにじろうとしていますが、被害者たちは強制動員企業の謝罪と賠償を求め、今も闘っています。
過去20数年間、韓国と日本で闘ってきた被害者たちのさまざまな記録写真を通じて、強制動員問題の解決のために努力してきた被害者・遺族と韓日市民連帯の足跡を振り返り、その運動の意味を記憶し、今日につなげる場を設けようと思います。歴史の証人として今も闘っている被害者たちに寄り添い、歴史正義を成熟させるための闘いをぜひ共にしてください。皆さまのご関心とご参加をお待ちしています。」


不二越訴訟原告たちの写真

不二越訴訟のコーナーでビデオを観る金正珠さん


右から原告・李慈順(イ・ジャスン)さん、金正珠(キム・ジョンジュ)さん、金啓順(キム・ゲスン)さん(93歳)、金明培(キム・ミョンベ)さん(92歳)

原告・金明培(キム・ミョンベ)さん(右)と金英丸(キム・ヨンファン)さん(左)

原告・李慈順(イ・ジャスン)さん宅訪問



故全玉南(チョン・オンナム)さんの写真

5月23日、原告と弁護団・支援団体は大法院前で記者会見を行い、「速やかに判決を出せ」と、大法院に要請文を提出しました。
「賠償の判断も財産の差し押さえも大法院で確定しているのに、なぜ大法院は判断を躊躇しているのか」「迅速な手続き進行が常識中の常識」であるにもかかわらず、このように延ばしているのは「日本と大統領室がある“龍山(ヨンサン)”の顔色を伺っているとしか言えない」と抗議。
イ・チャンファン(李春植(イ・チュンシク)さんの息子)さんは「韓国の国家と企業が強制動員したのか。なぜ韓国政府と企業が賠償しなければならないのか」と、第三者弁済を批判しました。そして、「父は2018年に大法院が強制動員賠償判決を下した時、『加害者の戦犯国日本と戦犯企業(日本製鉄)を許すために、75年間闘いながら待っていた』とおっしゃった」として、「このような父の願いに対して、彼らは許されるためにどんな努力をしたか。最小限の反省と率直な謝罪一言がそんなに大変で難しかったのか」と述べました。
さらに「国家の存在理由は何か。自国民の生命・財産・利益を保護し守ることが責務であり、最高の価値」として「どうか正気を取り戻し、国の品格を立て、国民の自尊心を傷つけないように願う。戦犯企業の差押資産強制売却申請を一日も早く決定するよう、我が国の大法院に、切にお願いする」と、強く訴えられました。
不二越については大成(テソン)NACHIの資産を差し押さえたものの、現金化の手続きが止まったままで、裁判すら始まっていません。徴用工訴訟を巡り、朴槿恵(パク・クネ)政権(当時)の意向を受けて裁判を遅らせたなどとして、職権乱用などの罪に問われた元韓国大法院長・梁承泰(ヤン・スンテ)(司法壟断事件)を想起します。原告たちは、政治権力に屈せず司法の独立性を堅持し、直ちに判決を出すよう、大法院宛の要請書を提出しました。


不二越原告4人が強制動員被害者闘争記録写真展・オープニングイベントに参加
5月25日、植民地歴史博物館で開催された強制動員被害者闘争記録写真展のオープニング・トークイベントに、不二越訴訟原告4人が参加しました。生存者原告としては、不二越の原告だけでした。1月大法院判決後、金明培(キム・ミョンベ)さんとは2月株主総会以来の再会。皆さんお元気で何よりでした。
壁一面に映し出された被害者・原告たちの写真が迫ってきます。日本の侵略戦争と植民地支配を告発し、謝罪と賠償を求めて闘った人々の存在。「強制労働はない」と居直る、日本政府と企業への怒りが込み上げてきます。
不二越のコーナーでは、会社構内で座り込み闘争をする70代の原告たちの映像も見ることができます。
(以下、展示紹介抜粋)
「長い間、日韓政府に放置されてきた強制動員被害者・遺族は、自らの人権と尊厳回復のために、粘り強く闘いを続け、2004年、『強制動員真相糾明特別法』の制定を成し遂げました。強制動員被害者たちの闘いが特別法の制定へと実を結んでから20周年を迎えます。日本と韓国で裁判闘争を繰り広げてきた被害者たちは、そして、被害者たちと手を取り合った韓国、在日、日本の市民連帯の闘いは、ついに2018年、大法院判決を勝ち取りました。日本政府と被告企業は判決の履行を拒否し、韓国政府は第三者弁済という手口によって被害者たちの歴史的な闘いの成果を踏みにじろうとしていますが、被害者たちは強制動員企業の謝罪と賠償を求め、今も闘っています。
過去20数年間、韓国と日本で闘ってきた被害者たちのさまざまな記録写真を通じて、強制動員問題の解決のために努力してきた被害者・遺族と韓日市民連帯の足跡を振り返り、その運動の意味を記憶し、今日につなげる場を設けようと思います。歴史の証人として今も闘っている被害者たちに寄り添い、歴史正義を成熟させるための闘いをぜひ共にしてください。皆さまのご関心とご参加をお待ちしています。」

壁一面に掲げられた強制動員被害者たちの写真










原告・金正珠(キム・ジョンジュ)さんと
by fujikoshisosho
| 2024-06-01 14:14
| 韓国レポート
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by fujikoshisosho
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