原告団5人が来日・不二越正門前座り込み
10/5 控訴審結審、判決へ
原告柳さんの意見陳述が行われました。
10/6 不二越正門前で全国集会
原告団は、出発に当たって韓国・仁川(インチョン)空港で出陣式を行いました。お昼に富山に到着し、5人全員が集まって、支援者と共に不二越正門までデモしました。
不二越側は、正門前にフェンスと植木を並べてバリケードを作り、カメラやビデオを構えて、警備の職員を多数配置するという異様な姿勢でしたが、原告たちはバリケードを突破して正門前へ。
「不法占拠」をくり返す職員の妨害と警察の介入をはねのけて、全国各地から約50人の参加で、門前全国集会をやり抜きました。
原告全員が発言し、つづいて、名古屋三菱・朝鮮女子勤労挺身隊訴訟を支援する会、九州・広島の関釜裁判を支援する会、連帯ユニオン関西生コン支部などから連帯の発言を受けました。
会長・社長との面会を要求して座り込む原告たちに対し、不二越側は「係争中」「社長と会長はいない」などと言って、全く応じようとしません。暗くなるまで座り込みと揉み合いが激しく続けられました。
原告団の必死の闘いによって、経営陣側は何度も動揺した末、ついに「構内の碑前に席を作って、経営陣幹部が原告団全員と直接面会します」と、正門から入ることを認めざるを得ませんでした。そこで原告団5人全員と「在日」が通訳として入り、不二越経営陣1人が出席して、原告の方々全員の訴えを聞きました。原告団は、こうして夕暮れの中で鉄門の扉をこじ開け、第2次訴訟が始まって以来、初めて不二越経営陣を自らの面前に引き出したのです。闘いは勝利に向かって、小さいながらも一歩踏み出しました。
10/7~15 門前座り込み、たたかいを継続
原告たちは座り込みを続け、韓国の楽器をうち鳴らして訴えました。不二越は、このたたかいによって、終日正門を閉め続けざるを得ませんでした。搬出入のトラックも正門から出入りできません。原告たちは警備員と対峙して一歩も引かず、座り込みを続けました。
翌週には、不二越は門の隙間を板でふさぎ、ロープでぐるぐる巻きにする有様です。原告の皆さんは、ますます怒りを燃やし、たたかう意志を強めて、門前抗議行動をやり抜きました。
座り込みと平行して、富山県経営者協会(井村不二越会長が会長)・富山県庁への申し入れや、富山駅前での街頭宣伝も行いました。
原告の皆さんは、不二越が謝罪・補償し、未払い賃金を支払うまで、何度でも不二越を訪問してたたかう決意でおられます。この決意に応えて、必ず不二越に戦争責任・戦後責任を取らせましょう。
原告柳さんの意見陳述が行われました。
10/6 不二越正門前で全国集会
原告団は、出発に当たって韓国・仁川(インチョン)空港で出陣式を行いました。お昼に富山に到着し、5人全員が集まって、支援者と共に不二越正門までデモしました。
不二越側は、正門前にフェンスと植木を並べてバリケードを作り、カメラやビデオを構えて、警備の職員を多数配置するという異様な姿勢でしたが、原告たちはバリケードを突破して正門前へ。
「不法占拠」をくり返す職員の妨害と警察の介入をはねのけて、全国各地から約50人の参加で、門前全国集会をやり抜きました。
原告全員が発言し、つづいて、名古屋三菱・朝鮮女子勤労挺身隊訴訟を支援する会、九州・広島の関釜裁判を支援する会、連帯ユニオン関西生コン支部などから連帯の発言を受けました。
会長・社長との面会を要求して座り込む原告たちに対し、不二越側は「係争中」「社長と会長はいない」などと言って、全く応じようとしません。暗くなるまで座り込みと揉み合いが激しく続けられました。
原告団の必死の闘いによって、経営陣側は何度も動揺した末、ついに「構内の碑前に席を作って、経営陣幹部が原告団全員と直接面会します」と、正門から入ることを認めざるを得ませんでした。そこで原告団5人全員と「在日」が通訳として入り、不二越経営陣1人が出席して、原告の方々全員の訴えを聞きました。原告団は、こうして夕暮れの中で鉄門の扉をこじ開け、第2次訴訟が始まって以来、初めて不二越経営陣を自らの面前に引き出したのです。闘いは勝利に向かって、小さいながらも一歩踏み出しました。
10/7~15 門前座り込み、たたかいを継続
原告たちは座り込みを続け、韓国の楽器をうち鳴らして訴えました。不二越は、このたたかいによって、終日正門を閉め続けざるを得ませんでした。搬出入のトラックも正門から出入りできません。原告たちは警備員と対峙して一歩も引かず、座り込みを続けました。
翌週には、不二越は門の隙間を板でふさぎ、ロープでぐるぐる巻きにする有様です。原告の皆さんは、ますます怒りを燃やし、たたかう意志を強めて、門前抗議行動をやり抜きました。
座り込みと平行して、富山県経営者協会(井村不二越会長が会長)・富山県庁への申し入れや、富山駅前での街頭宣伝も行いました。
原告の皆さんは、不二越が謝罪・補償し、未払い賃金を支払うまで、何度でも不二越を訪問してたたかう決意でおられます。この決意に応えて、必ず不二越に戦争責任・戦後責任を取らせましょう。
by fujikoshisosho
| 2008-09-21 15:33
| 国内での抗議行動レポート
連絡先 メールhalmoni_fujikoshisoson@yahoo.co.jp
by fujikoshisosho
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